北民商

北民商ニュース2018年8月20日号 No.444

商売・人生語る会 ー 北山の自然と共に

商売・人生語る会

北山の自然と共に

8月1日、商売・人生語る会は、建築鉄工の熊田さんでした。

熊田さんは子どもの頃から物づくりが得意。自転車のパーツを毎日分解して組み立てていたそうです。

最初、おじのプラスチック加工の会社で働いていましたが退職し、電気工事業に従事し、結婚後、小野郷に移り建築鉄工を始めました。

山間地に来たことで、自然を守り、林業に貢献できるような機械開発もやってきました。

冬場、北山丸太の表面のあら皮を男がむいた後、寒い中で、女の人がうす皮をむくのを見て、何か手助けをしたいと、水圧式丸太皮剥き機『むさし』を製作しました。

また、水圧を利用し、収穫された大根などをベルトコンベアーにのせて洗う機械『カスケード』は、蒜山の高原野菜や、愛媛県で活躍しています。

床柱に使う北山丸太の絞り模様をつくるために、職人が木に登っていた作業が危険で、なんとかできないかと丸太用針金巻き機も製作しました。当時、科学技術庁長官賞、京都府知事賞なども受賞しました。

また、ヒノキの卵型の木をつくる機械も好評で、握りやすく木に親しむ子どもの『木育』や飾りに使われています。

ある会社がお寺のお土産屋で『にぎり仏』として販売していたら、「仏を握るとはなにごとか」と叱られ『さすり仏』と名前を変えたと言うお話も。

 

熊田さんはものづくり職人として、「機械の開発で技術改善することと、人の仕事を取ってしまうことは紙一重。たくさんは作らない」「民商の存在は大事。税務署はオレの腕までは差押えできない。人生痛いめに会いもし勉強してきた」と語りました。

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北民商ニュース2018年7月30日号 No.443

北区国保課懇談会・減免申請

北区国保課懇談会・減免申請

19日、北区役所国保課の懇談会に7名が参加し、北民商と北区社保協として国保改善を求めて、申し入れを行いました。

課長からは、「国民皆保険が立ち上がったときから社会保障だという位置づけは変わっていない」と言いながらも、保険料滞納世帯への差押えなどの制裁措置については「国保は公平で適切な負担が必要。あまりにも悪質な滞納については措置せざるをえない」と言い、参加者から「ほんの一部の事案ではないか。差押えありきの制度は社会保障ではない」「個別にきめ細かい相談していると言うが、窓口での対応は必ずしもそうでない。市民にとっては脅しにも思える」と意見が出ました。

滞納世帯の保険証の取り上げについては、「病人や高校生以下のお子さんや、緊急に必要な方には発行する」「一部負担金免除申請は滞納があっても国の基準で対応できる場合もある」など、申し入れ内容に沿った回答も得ました。

いつでもどこでもだれもが安心して医療にかかれる国保制度にしていく必要があります。

商店街を訪問「増税は絶対反対や!」

21日、紫野の鞍馬口通り周辺の商店に消費税増税中止を求める署名と民商ビラを持つて訪問しました。魚屋さんでは、「増税は絶対反対!8%、10%と区別がややこしいわ」と、居合せたお客さん2人にも署名を頼んでくれました。

おそうざい屋さんでは「8%に増税後、お客さんが減った。うちは全部8%やけど容器とかの経費は全て10%。お客さんも利益も減る一方。増税も軽減税率も反対です」

よくわからないというサービス業の方には、インボイス制度で免税業者が取引からはずされることを具体的に説明をしました。

タバコ屋さんに複数税率・インボイスのことを言うと、「知ってます!あの制度は日本には馴染まないですよね」と話してくれ、署名ももちろんしてくれました。

複数税率のことも少しずつ知られてきています。

来年度、消費税率10%増税の予算をつくらせない反対の世論を大きくしましょう!

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北民商ニュース2018年7月23日号 No.442

誰もが払いきれる国保料に!

12日と18日、国保料の減免相談会を開き、4名の方が相談に来られました。

賃貸業の方は、「年末と今年の春に貸家の2軒が転出し、家賃収入が減った。本業の飲食店も廃業したので、国保料も払うのがしんどい」と相談。

また、サービス業の方は、「去年、退職後開業し、国保に変わり、あまりの高さに驚き、区役所へ行ったが給与所得があるので減免できないと言われた。今回は38万円の通知がきたが、とても払えない」と今年は減額申請ができそうです。

他の方も、直近3ヶ月の売上と経費を計算し、収入申告書に記入しました。数字でまとめると、実態の厳しさが浮き彫りに見えてきます。

今年度から国保制度の都道府県化が実施されましたが、国保料が高すぎるという実態はそのままで、不安・懸念が広がっています。

京都市の減免制度を維持し、社会保障制度として、誰もが払える国保料と医療費にするべきです。

6月も多くの方から相談が寄せられました。

民商は一人ひとりの要求を大切にし、相談し解決していく運動をしています。

〇税務調査の立ち合い

〇確定申告を青色申告にする場合の記帳相談

〇京都市の耐震リフォーム助成制度について相談。

〇生活保護受給と銀行のカードローン返済について

〇医療費控除の領収書に変わる書類について

〇国民金融公庫の融資申し込み

〇勤務が減る従業員の社会保険の継続について

〇8年前にした自宅の工事の保証について

〇未使用の土地の譲渡について

〇労働保険事業所を会社から個人へ切り替え。

〇4月に開業した宅配業の税務相談

〇社会保険事務所より、滞納金額の確認書が送付

〇消費税59万円、換価の猶予を申請

〇裏の神社の巨木が近隣の家に倒れた場合の対策・補償などについて

〇固定資産税の滞納の分納

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北民商ニュース2018年7月16日号 No.441

「換価の猶予」申請しました

先日、小売業のAさんは、消費税49万円の一括納付は無理と、税務署に「換価の猶予」の申請をしました。

申請型「換価の猶予」制度は、税金が払えない時や、一括で納税することで、商売や生活の維持が困難になるおそれがある場合、財産の差押えなどを猶予できる分納制度です。これが適用されれば、延滞金9%が1.7%に減額か、全額免除されます。

Aさんはこれで4年目の申請になりますが、当初は「消費税は期限日に納めるのがあたりまえ」「消費税は預り金」(国税庁も違うと言っているのに)「毎年申請するのはどうか」など言われましたが、昨年からは普通に申請用紙ももらい申請できています。

日本共産党の倉林参院議員が国会で「猶予制度の周知徹底を」と迫り、すぐに税務署に手引きが置かれ、私たちの運動ともかみ合い、制度の改善が出来たことが生きています。

しかし今回は、係の署員が同席をした民商事務局員に対して、手をふりあげて「出て行ってくれ」(沢田研二ではない)と怒鳴り、安倍政権の強権ぶりが税務行政にまで反映しているのかと思われる場面もありました。

京商連共済会第41回定期総会

京商連共済会総会・40周年レセプション

7月8日、ルビノ京都堀川で京商連共済会第41回定期総会が開催され、北民商から4人の代議員が参加しました。

来賓の京滋労働組合共済会の方が、「民商共済会の助け合いが優れている。会費の90%の給付率はすごい。労働組合の共済の70%給付率もすごいと自負していた。民間なら30~40%であとは企業の儲けや株主の配当に廻っている。民商の共済に入らないともったいない」という挨拶が大変印象的でした。北民商は、「毎月部会開催」で表彰されました。

その後、創立40周年記念レセプションでは、全商連共済会の鎌田理事長が激励の挨拶に駆け付けられました。

沖縄民謡おどり、前進座の舞、歴代共済会役員が思い出を語り、フォークソングのバンド演奏で盛り上がり終了しました。

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北民商ニュース2018年7月9日号 No.440

あきらめないで消費税増税中止! 

烏丸北大路周辺の商店に、消費税増税反対署名と商工新聞をもって訪問しました。

お菓子屋さんが、「反対してもダメなんじゃないの」と言うので、10%増税は2度阻止してきたこと、導入時最初から税率5%にしたかったのを3%に下げ、社会保障に使うとウソまでついて結局は大企業と大金持ちの減税の財源になったことなど話して署名をしてもらいました。申告はご自分で手書きでしているそうで、5%から8%に上がった時も大変だったと話してくれました。

古書店では、「消費税はお客さんからはもらっていないが、仕入にはかかっているので困っている。それでなくても本が売れなくなっている。増税は反対」と署名に応じてくれました。

一方で、「政治にはかかわらない」「増税は困るが署名はしません。自分で何とかするしかない」「新聞は全く読まない」など、あきらめや「無関心」な反応もあり、一層広く大きな運動が必要です。

高浜・大飯原発

高浜・大飯原発を訪ねて

6月30日、京婦協主催の一泊学習会に2名が参加し、福井県の高浜・大飯原発を見学、小浜の明通寺で脱原発に関わる2人の住職さんからお話を聞きました。

大飯原発は小浜湾から船で見学。おおい町は立派な施設や学校、住民福祉まで国の原発交付金でまかなわれています。中嶌住職は「原発事故以降、住民の不安も大きい。地元で再稼働を認めている人も、安全性に自信があるわけではなく、自分たちの生活や自治体の財政がどうなるかという明日への不安から反対できないでいる。」と語ります。

「ある住民の、『原発の補助金で得た利益より、人間として失ったものの方が悲しい』という気持ちに寄り添いながら、原発が無くても生活も暮らしも成り立つという自信を取り戻すために、今何ができるのか模索し、原発廃止目指す」とおおい町の宮崎住職が話され、現地の苦悩を知りました。

おおい町・高浜町の住民は中部電力で、現地でつくられる原発エネルギーは使用していません。使用する者がするべきことは何かを考えなくてはと感じました。

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北民商ニュース2018年6月25日号 No.439

「収支内訳書」提出強要はできない!

上京税務署から提出日時を指定し、収支内訳書を同封した「書類の提出について」という収支内訳書の督促状が郵送されてきています。

例年の封筒と違ってA4版の丈夫な袋を「特定記録」郵便で送付しており、何事かと不安になるし、いつもよりも郵送料に使った税金が多いのは如何なものか。

収支内訳書の強要は、「税額が納税者のする申告により確定」という申告納税制度に対する攻撃です。

1984年の国会で、申告納税制度が改悪され、収支内訳書添付も法定化されましたが、1か月で160万の反対署名を集めるなどの大運動の力で、提出しなくても罰則はなく、税務調査もこれを理由には行わないことを政府が答弁し、「小規模事業者に過大な負担とならないように」と付帯決議も付けられました。ですから、収支内訳書を添付するかどうかは、納税者個々の判断によるべきで、税務署による提出強要はできません。

2月に行った上京税務署との交渉でも「添付がなくても確定申告は有効である」と回答を得ています。班・支部で対策を話し合い、納税者の権利を学びましょう。

今年の国保料通知書が届いてます

国保料の通知書が送付されてきました。

今年度は、国保都道府県化に伴う国からの支援金の影響で1人あたりの平均国保料は少し下がっていますが、引き続き私たちにとっては高すぎる保険料になっています。ちなみに最高限度額は4万円上がり93万円。

飲食業の方は、「130万程の所得で、24万円の国保料がきた。こんな高いのか」と相談がありました。高すぎて払えない方は、減免や分納もできます。また、区役所からの扶養家族の「収入申告書」を出せば、所得によっては、2割~7割の減額ができます。民商にご相談ください。

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北民商ニュース2018年6月18日号 No.438

京商連第57回定期総会

6月10日、京商連総会が行われ、北民商から9人が参加しました。

全体会後の分科会では、「病気で売上がおちて国保も滞納、仕事だけでは生活もできない。仕事をしているので、生活保護も断られたが、仕事をやめれば、機械、工場の処分に金がかかり廃業もできない。生存権を守る社会保障制度をつくるべき。」「共済部会を毎月開いて行動やレクレーションなどを決めてきた。会員訪問で健康のこと、仕事のこと等を聞きながら共済加入や健康診断などをすすめてきた。訪問が大事。健康診断は早期発見・早期治療で命を助ける」「支部長不在だが、以前の役員さんに訴えてみんなで読者ふやしに頑張って目標突破した」

「久しぶりの支部総会で仕事や暮らし、話題は尽きない。やっぱり民商は集まって話し合うことが大事」など、発言しました。

方針を全会一致で採択し、「安倍政権の9条改憲、消費税10%増税、インボイス制度導入を絶対阻止しよう」と特別決議を採択しました。

元町支部総会・親睦会

消費税増税にシール投票しました

5月28日、定例の消費税廃止北区各界連絡会の署名・宣伝行動を西賀茂生協前で行いました。

「安倍内閣は、森友・加計問題について幕引きを図ろうとしています。私たちのくらし、地域経済は大変深刻です。来年の10月、消費税の10%引き上げをあくまで行う姿勢です。ウソつきの安倍内閣に増税を押し付ける資格はないです」と訴えました。

今回は、消費税増税に賛成か反対かを問うシール投票もし、30人が投票してくれ、反対が27,わからないが2,賛成が1という結果でした。

最初、増税賛成に投票したイカツイ感じの男性が、わざわざ戻ってきたので、なんか言われるかと思ったら「間違えた。私は保守なんですけど、消費税増税は反対です」と反対に貼りなおされ、ほっとしました。署名にも、買い物客が次々賛同してくれました。

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北民商ニュース2018年6月11日号 No.437

複数税率・インボイス制度って何?

5月23日、北民商で消費税の学習会を開催しました。経理センターの佐藤専務理事から、来年10月に導入しようとされている消費税10%引き上げと複数税率・インボイス制度について、増税の狙い・中小業者と国民への影響、課税業者も非課税業者もすべての中小業者に影響があること等、報告がありました。

参加者からは、「マイナンバーも含めて国がすべての国民を管理したいんや。」「こんなんやられたら中小業者いなくなってしまうのでは」「財務省はこんなこと考えんと国民のためにもっといいことしたらええのに」「やっぱり政治を変えんとあかん!」など、意見や感想が語られました。

学習会に参加した人だけでなく、多くの会員さん、業者の方に知らせて、中止を求める声を大きくしていきましょう!

元町支部総会・親睦会

全商連総会・共済会総会開催

5月26日~28日、新潟県で全商連総会と共済会総会開かれ、北民商からは弥吉会長、三好共済部長、若杉事務局長が参加しました。全国から、736人の役員、代議員が参加し、「380万中小業者の実利・実益を守る民商・全商連を」と活動方針等を採択されました。26、27日の2日間、全商連総会で、弥吉会長が分散会では北民商の活動について報告しました。

北民商では前回全商連総会時読者現勢の20%以上の読者を拡大し、会員現勢の150%以上の商工新聞読者を組織しているとし、表彰されました。28日の共済会総会では、全会員の「助け合い」実現、いのちと健康を守るため、共済会加入と集団健診を推進しようと話し合われました。

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北民商ニュース2018年5月28日号 No.436

元町支部総会・親睦会

元町支部総会・親睦会で乾杯!

元町支部では16日、3年ぶりの総会を開き、会員さんのお店で親睦会もしました。

「みんなが営業や暮らしが厳しい中、今の政府のやっていることは許せない。私たち国民のための政治を取り戻すためにも民商で力を合わせがんばりましょう」と、田中支部長の挨拶のあと支部会計の報告、乾杯をして親睦会。

最近忙しく会う機会が減ったみなさんですが、久しぶりに寄ると、情勢のこと、商売のこと、健康のことなど話題は盛り沢山。

「歳がいくたび身体もしんどいが、仕事して人に喜んでもらえることがうれしく、やりがいを感じる。」「まだまだ現役でがんばらんとな」また、懐かしい話でも盛り上がりました。「若い人を民商に迎えなあかんな」など、これからの民商についても語り合いました。やっぱり、寄って話し合うことが大事です。

京都市の耐震リフォームについて

会員さんに「京都市のリフォーム助成金を活用したいんやけど、どんなんかな」と問い合わせがあり、京都市の「京(みやこ)安心すまいセンター」に相談に行きました。

すまいの助成金は「耐震リフォーム」「省エネリフォーム」などありますが、今回は、「まちの匠の知恵を活かした京都型耐震リフォーム支援事業」を活用します。

申請は、所有者又は居住者で、借家でもOKです。対象は、市内の昭和56年以前の木造住宅のリフォームで、耐震のための改修工事です。耐震壁の設置、屋根の軽量化、傷んだ柱の修繕、基礎のひび割れ補修等々、補助限度額は60万円です。また、市内の建築業者の工事が条件で、地域の仕事おこしにも繋がります。工事着工前に、必要書類を揃えての申請が必要です。結構活用できそうです。

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北民商ニュース2018年5月21日号 No.435

怒!今の政治はひどすぎる

4月25日、北野白梅町で消費税廃止北区各界連絡会の宣伝署名行動を行いました。

「森友・加計問題、相次ぐ隠ぺい、改ざんをめぐり、安倍首相の関与に関して多くの国民が怒っています。苦しい庶民のくらしや社会保障はそっちのけで無法政治を強行する安倍政権には消費税増税を実施する資格はありません。」と訴えました。

自転車の女性は雨の中立ち止まり、「増税中止出来るんですか?お金が渦巻いてるところから取ってほしい。今の政治はめちゃくちゃ腹が立つ!」と言いながら署名してくれました。

また、訴えを聞いていた男性は、「安倍さんも麻生さんもひどいね。程度が低すぎる。日本の国は民主主義とは言えない」と、対話するみなさん怒り心頭で話されていました。

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