京商連News 113号 2016年5月7日号

全商連第52回定期総会・共済会第24回定期総会へ

いま歴史的転換期 中小業者の中に民商を広げよう

日本は「戦争か平和か」の歴史的転換期に立たされています。民商・全商連は「平和でこそ商売繁盛」を一貫した信条として、中小業者の経営と暮らしを守って奮闘してきました。

いま多くの中小業者がさまざまな危機に直面しながらも、懸命に商売を維持しています。

全商連第3回理事会は、「4月以降もすべての民商が毎月の会員拡大」を決議しています。連続総会に向けて新しい仲間を迎えましょう。

診察室の中山さん
診察室の中山さん

地域に根ざした「怪我を治せる接骨院」へ

新規開業、記帳要求で入会
右京民商 中山 亮さん(48)

先輩にすすめられ迷わず入会


今年3月に「中山接骨院」を開院した中山さん。開院にあたって、籍を置いている新日本スポーツ連盟スキー協議会の先輩に「青色申告をしたい。できれば税理士に頼まずに自分でやりたい」と話すと、「それなら民商に行ったらいい」とすすめられました。青色申告の申請を出し、会計ソフトを買ったものの細かいところがわからなかった中山さんは、迷わず右京民商の事務所を訪ね、入会。記帳のアドバイスを受け、現在会計ソフトと格闘中です。

「民商はスポーツ連盟の雰囲気と似ていて安心できました。柔道整復師は整体師と間違われやすいのですが、骨折・脱臼・打撲・捻挫・挫傷などの治療を行うのが本来です。ですから、『怪我を治せる接骨院』として、地域に根ざしていきたいですね。もちろん、肩こりなども気軽に相談してください」

 

中山接骨院
〒604-8821 京都市中京区壬生梛ノ宮町9-14
TEL/FAX 075-801-8808
治療時間 午前8時~12時 午後4時~8時水曜・土曜は午前のみ
休院日 日曜・祝日

伏見民商 丹野陽一事務局長
伏見民商 丹野陽一事務局長

税務調査の相談相次ぐ

伏見民商 丹野陽一事務局長

伏見民商では、4月に入って食肉卸業者、総合建設業など税務調査での入会が続いています。

3月14日付けの「全国商工新聞」の記事どおりに税務調査が早まっていることを裏付けています。1件は無予告調査、もう1件も事前連絡のために臨店しているものの、本人がもしその場にいれば調査を進められるアリバイ的な「事前連絡」です。無予告で臨店し、突然の調査を断ると、帰り際に「こちらで調べます」と言い残し、その足でメインバンクの預貯金調査を行うなど、調査のやり方も乱暴です。質問検査権の濫用であり、到底許せるものではありません。

全商連は、「4月以降もすべての民商が毎月の会員拡大」(第3回理事会決議)を呼びかけています。民商の「値打ち」を押し出し、仲間を増やす力を高めていきましょう。


あなたも助け合いの共済会へ!!

第24回定期総会で制度改善を提案

5月23日に開催される第24回定期総会には

●R制度(75歳以上の加入者)の入院見舞金を1日2000円から3000円へ増額

●免責期間を1年から6ヶ月に短縮

などの制度の改善が提案されています。

今、若い人の糖尿病の増加が深刻な問題となっています。また、大腸がん検診を毎年受けることによって8割の大腸がんが発見できるとも言われています。共済会は創立以来、多くの仲間の助け合いとして年に1回の健康診断、大腸がん検診や婦人科検診などの1点検診にも取り組んできました。仲間の助け合いの制度へ、あなたもぜひ!!

共済加入者の声

入院給付、助かりました

少しの掛金で入院代、死亡弔慰金を頂き助かりました。有難うございます。
これからも健康でいたいと思います。長生きしたらその分他の人にも使って戴けると思います。右京・Mさん

火災見舞金、ありがとうございます

本当に火事になった時は、これからどうしたらいいのか不安でした。ですが、すぐに民商のかた、皆様に本当に大変よくして頂き助かりました。民商共済にかけていて、本当に良かったです。まわりにも、ぜひ民商の事を話そうと思います。中京・Nさん

結婚祝金、ありがとうございました

結婚祝い金、有難うございました。ひとりはみんなのために!みんなはひとりのために!最高の言葉であり福祉の精神ですネ。私もがんばります。新米の会員ですがどうぞよろしくお願いします。左京・Sさん

長寿祝金、頂きました

今回、思いがけず「長寿祝金」を頂きました。毎年共済会からの連絡で健康診断も欠かさず受診し、お陰様で今回健康で「長寿祝金」を頂く事ができました事大変有難く感謝しております。城久・Sさん

京商連社会保障部が国保問題の学習交流会
京商連社会保障部が国保問題の学習交流会

全自治体で国保課申し入れを

京商連社会保障部が国保問題学習交流会〈4月22日〉

国 保問題学習交流会には、9民商から役員・事務局17人が参加し、2018年施行の国保都道府県化の学習を行いました。京都社保協事務局長の南博之さんを講 師に、「都道府県化で『高すぎる保険料』や『滞納問題』は解決しない」ことなどを学び、都道府県化になっても「払える保険料に」「条例減免、一般会計繰入 の継続・拡充を」など、今年度、各自治体に申し入れる重要性を確認しました。

 


読者の声

商工新聞や京商連ニュースの感想や商売、暮らしの中で思うこと、身近な話題などをお寄せください。

●毎号目を通しています。府内の仲間の活動に共感と拍手を送っています。今年は大変な年になりそうで、一層頑張っていこうと思っています。(宇治市)

●毎号必ず目を通すのは、「読者の声」欄です。婦人部の役員をしているので、読み手がニュースに何を求めているのか、どんな感想を持っているのか、ついつい気になって真っ先に目を通してしまいます。(上京区・生花販売)

●知っている人が登場した記事には思わず目がいきます。「地域で生きる」のコーナーなど、頑張っている商売人の息づかいが聞こえてくるようです。(亀岡市・刺繍加工業)


塗師 木下哲男さん(64)
京仏壇の雨戸(扉)に漆を塗る

地域で生きる

伝統産業の技術で地域と被災地に貢献したい

塗師 木下哲男さん(64) 南民商

 

NHK朝の連続テレビ小説「まれ」で有名になった塗師(ぬし)屋をしている木下哲男さん(64)。この道45年のベテランの職人です。
「仕事を覚えるまでは本当に辛かったですが、今では自分の性格にあった仕事、天職だと思えるようになりました」と言う木下さん。南民商では副会長として奮闘しています。

朝ドラ「まれ」で有名に

みなさんご存知のように、京都は伝統産業の町です。私が従事している京仏壇・仏具の仕事も、伝統産業の中に入ります。京都全域に寺院は多いですが、とりわけ下京区・南区には、東西両本願寺・世界遺産の東寺など有名な寺院があり、その周りにも各宗派の末寺が点在しています。従って仏具屋が多く、それを作る職人もこの地域に集中しています。

日本各地に仏壇の産地はたくさんありますが、京都の仕事は全てが分業で、木地屋・塗師屋・箔押屋・呂色(ろいろ)屋・金具屋・加工組み立て業と、複数の職人の手を経て完成します。そのため値段はかなり高くなりますが、隅々にまで手が行き届いた荘厳で高級な品物が完成します。私はその行程のなかでも、昨年NHK朝ドラ「まれ」で有名に成った塗師屋をしています。

洛南仏具工芸

〒601-8478

京都市南区壬生通八条下る東寺町549

電話075-672-4874

手がけたお寺も熊本地震で被災

左の写真は、今回の地震で大きな被害を受けた熊本県菊池市正林寺の御内陣の前で撮ったものです。正林寺は、天井から床に至るまで私が15年間かけて漆を塗り、昨年完成しました。やっと終わったと思っていたら、今回の地震です。ご住職はじめ、ご家族全員無事でしたが、お寺はあちこち傷んだとのこと。来年からまた熊本出張になりそうです。仕事をいただけるのはありがたい事ですが、素直には喜べず、複雑な心境です。現地の皆さんが、一日も早く平穏な日常を取り戻せるよう願っています。

手がけた御内陣の前で(正林寺)
手がけた御内陣の前で(正林寺)

地域のつながりが仕事に生きる

世間同様、塗師屋職人も高齢化が進んでいて、このままでは若い後継者の減少で伝統産業として成り立たなくなるのではないかと危惧しています。健康に気を付けて出来る限りこの仕事を続け、伝統工芸の仕事を守っていきたいと思っています。

30代後半で独立してすぐに民商に入会、年中無休で毎日夜遅くまで無我夢中で働きました。私の漆塗り技術も一定認められ、子どもも成長した頃、「何らかの形で地域への貢献も必要だ」と考えるようになり、消防団に入りました。また、町内会長なども積極的に引き受けるようにしています。そうすることにより、自分の仕事にも民商運動にもプラスになる事が必ずあると信じています。

役員が中心になって運動を牽引

長年お世話になった南民商の中島義紀事務局長が年明けに急逝され、会員みんな悲しみの中で正月を過ごしました。1月5日に告別式を終え、ゆっくりする間もなく、京都市長選挙、そして確定申告・春の運動へと突き進みました。

週一回のペースで役員会議を開き、任務分担を徹底して行い、確定申告では京商連のお世話になりつつ、会長を先頭に役員一同、頑張り抜きました。この経験は南民商の大きな財産です。

当面、南民商には課題が山積みです。消費税10%、2016年分以降の申告書からマイナンバー記載が義務化、その後のインボイス制度の導入です。増税、インボイス導入を許せば、私たちのような超零細業者は取引から排除され、廃業に追い込まれる危険性が高いと思います。今の内に学習し、行動し、戦後最悪の安倍内閣を退陣に追い込むため皆さんと共に頑張りたいと思います。


表彰を力に、「京商連拡大週間」(5月16~22日)での飛躍を

6月開催!京商連第52回定期総会

京商連総会では目標を達成した支部を表彰します。

◆全商連第51回総会時現勢に対し、読者、または会員で1増以上を達成支部を顕彰し、達成支部数×1000円を民商に贈呈します

「拡大ニュース」で支部の行動を励まそう

城陽久御山民商は、4月の拡大デーに向けて緻密に作戦を立てて「拡大ニュース」を連日発行、支部の行動を励ましました。機関会議で拡大計画を立て、内田会長を先頭に各支部の役員会に入って拡大行動を相談しました。拡大ニュースでは支部ごとの現勢、拡大目標、対象業者数、組織率など一目でわかる表を作成し、4月20日寺田東支部、4月21日寺田西支部など、支部の行動を全会に知らせ、紹介も訴えました。

5月16日(月)からは「全商連総会成功をめざす京商連拡大週間」も始まります。支部表彰を力に、すべての民商が表彰を受けましょう。

京商連第52回定期総会

 日程:6月5日(日)午前10時開場 10時半開会
会場:京都府中小企業会館2階ホール

フォトコンテスト〆切迫る!!

スマホやデジカメに写真が眠っていませんか?

中小業者フォトコンテストも23回目となりました。現在、風景や人物を写したユニークな作品が続々と応募されています。

審査員の横山先生、湯浅先生は、民商会員でもある著名な写真家です。自分の写真をプロのカメラマンに批評してもらえる絶好のチャンスです。

〆切は5月16日(月)、京商連必着です。応募資格は、京都府内の民商会員とその家族・従業員、商工新聞読者です。一人1点、ご家族で2点まで。ふるってご応募ください(詳しい応募要領は京商連ニュース4月号に掲載)。

過去の特席作品


行事あんない

  • 5月11日(水) 京青協第4回理事会
  • 5月12日(木) 京婦協常任理事会
  • 5月16日(月) 京商連第9回常任理事会
  • 5月16日~22日 京商連拡大週間
  • 5月17日(火) 京商連第12回事務局長会議
  • 5月18日(水) 京商連共済会理事会
  • 5月21日~22日 全商連第52回定期総会
  • 5月23日(月) 全商連共済会第24回定期総会
  • 5月29日(日) 京青協焼肉交流会

熊本地震への支援募金をお願いします
全商連
全商連災害対策本部 本部長 国分 稔(コクブン ミノル)
りそな銀行目白出張所 普通1236859(店番314)
熊本県連
ゆうちょ銀行 (記号)17100-2 (番号)20458181
(名義)クマシヨウレン