京商連News 134号 2018年2月7日号

いよいよ確定申告。民商ではみんなで学び合い教え合って自主計算・自主申告をすすめています。ぜひ、民商にご相談下さい。

また、民商は中小業者の助け合い。「いい仕事がしたい」「商売を伸ばしたい」と言う仲間たちが、業種を超えて集まっています。自らの経営力をアップさせて、業界の経営環境を改善しようと学びあい、地域に向けて様々な取り組みを行っています。元気な民商の姿をお知らせします。

2018年春の運動拡大出発式

全会員で全商連・「春の運動2018DVD」を見よう!

京商連拡大出発式に23民商から117人参加

 京商連は1月5日、中小企業会館で「2018年春の運動拡大出発式」を開き、府下23民商から117人が参加しました。

久保田憲一京商連会長は「大企業が大儲けする一方で運送業の会員は、単価が上がらず長時間労働でハローワークで人を募集しても一人も来ないと苦しんでいます。そのうえ10%増税なんて許せない。改憲も絶対阻止して業者が安心して営業するために仲間を増やしましょう。沖縄の活動に学んで全会員で春の運動2018DVDを見ましょう。全商連新潟総会めざして全民商が拡大すごろくで新潟へ行こう」と挨拶しました。

挨拶に続き全商連春の運動DVDを全員で視聴。北民商・福田事務局が画面に映ると「おー」の声。新潟の仲間増やし行動に「スゴイ」と感心する声が上がりました。

今年は、各民商が拡大の成果を楽しく競うため、京都駅から全商連第53回定期総会開催地である新潟駅までの135駅の到達を目指す「拡大すごろく」を企画。会員の拡大は3コマ、読者、共済、婦人部、青年部の拡大は各1コマ ボーナスポイント…共済同時加入2ポイント、35歳までの青年拡大2ポイントで進めて行く要領です。

意気込みを語る城陽・久御山民商内田会長

会員を増やしてきました

 秋の運動表彰に続き京商連から各民商に「京都出発、新潟ゴール135駅の拡大すごろく」を贈呈。

乾杯の後各民商から決意が表明されました。

城陽・久御山民商内田公昭会長(写真)は「昨日4日に理事会を開き早速民商会員を増やしました。共済会・青年部にも同時加入。新潟に向けてもう出発しました」とトップで発言しました。この発言に続き「読者を拡大した」「まだ増やしていないが明日の理事会で相談してみんなで増やしたい」など仲間増やしの決意が次々と語られました。

決意表明をする4人の新入事務局員のみなさん

昨年一年間に入局した新事務局員からも「少しでも会員を増やすのに力を尽くしたい」とフレッシュな決意も表明されました。

1月25日までの状況では、すごろくトップは城・久27ポイントで「余呉駅」到着。続いて左京26ポイント木ノ本駅、中京25ポイント高月駅、八幡23ポイント虎姫駅となっています。

来賓の倉林明子参議院議員

申請型「換価の猶予」の申請制度利用2年で6万件  

来賓の倉林明子参議院議員は「民商のみなさんとの運動で所得税や消費税など国税が一括で納められない時に活用できる申請型「換価の猶予」の申請の利用が2年間で6万件に広がりました。私も来年は早いもので改選の年。〝使える〟議員、落とすと損ですよ」と訴え。参加者は「その通り。何としても再選を」と大きな拍手で応えました。


『京都の宝を生かそう地域内循環こそ持続的発展の道―1%から99%の人々のための経済へ―』開催 

講演者 岡田知弘氏(京都大学大学院経済学研究科教授)。

2月16日(金)午後6時30分より開演。8時45分頃終了予定。会場はハートピア京都3階大会議室。事前申し込みは不要。ただし、要資料代500円。主催は岡田知弘講演会実行員会。

プロフィール:おかだ ともひろ 1954年富山県生まれ。京都大学経済学部、同大学院経済学研究科博士後期課程修了。地域産業論、地域開発論、近現代日本経済史、京都経済論等を専攻研究。京都大学大学院経済学研究科教授。自治体問題研究所理事長。


1月23日、東山民商での学習会の様子

集まって話し合う 消費税増税、複数税率、インボイス学習会

安倍首相は2019年10月から消費税を10%に増税しようとしています。

複数税率による事務的負担、インボイスの導入で免税業者の取引排除など、中小業者にどのような影響があるのかと学習会が各地の民商で行われています。

1月23日、東山民商で行われた学習会では、「インボイスについて聞いていない。いつ決まったんや。政府が決めたなら広報しているはずでは」との質問に「消費税10%と同時に複数税率とインボイスの導入は決めていることです」。参加者一同「自分たちの所も無関係ではないのだなぁ。もっと知らないとアカン」と話が盛り上がりました。その他にも右京民商と南民商でも消費税の学習会が行われています。

消費税の学習会では、京都府商工業者連盟(経理センタ―)で講師を派遣しています。

商売繁盛の願いはえべっさんへ、商売繁盛の相談は民商へ
商売繁盛の願いはえべっさんへ、商売繁盛の相談は民商へ

商売繁盛の相談は民商へ

 1月10日本えびすで京商連は「商売繁盛の願いはえべっさんへ、商売繁盛の相談は民商へ」と京商連・久保田憲一会長を先頭に300枚のビラを配りました。久保田会長は「おっ民商か頑張ってるな、と声援も受けた。受け取りの反応も上々。毎年恒例にしよう」と話しています。

増税反対 雪の中デモ
増税反対 雪の中デモ

1・22全国中小業者決起大会

増税反対 雪の中デモしました!

 1月22日東京日本教育会館にて「改憲反対!消費税増税中止!」全中小業者決起集会が開かれ、全国から1100人、京都から15名が参加しました。全国から集められた消費税増税中止を求める署名を含め20万人分の署名を提出。

太田全商連会長は「中小企業・中小業者は宝。しかし、今政策によって廃業に追い込まれようとしている。権力者の思惑によって潰されてたまるか」とあいさつしました。北海道の代表者も「闘わなければ中小業者は生きられない。一緒に声を上げよう」と訴えました。集会後、雪の中を元気に「消費税増税反対!」とデモしました。


自転車のタカギ 髙木政憲さん(左京民商)

地域で生きる

努力と工夫とこだわりで、大型店に負けない店づくり

自転車のタカギ 髙木政憲さん(左京民商)

 京都府立大学のすぐ南にお店はあります。

ある訪問した日、自転車の車体価格の話になりました。「どの大手量販店よりも安くしている」とおっしゃられました。

持っていたスマートフォンで大手の商品カタログやネット通販大手のページを調べましたが、確かにどこよりも安価なのです。

それでも利益は出せているとのことです。こうした髙木さんのこだわりや魅力を紹介していきます。

自転車のタカギ

 

京都市左京区下鴨東半木町79

〒606-0824

電話:075-781-2382

メール:tame52787@gaia.eonet.ne.jp

営業時間:8時~20時

定休日:日曜・祝日


父の頃とは様変わりした業界 

数十年前になりますが、父が自転車店を経営していたころは、地域にたくさんの同業者があり、どの店もこじんまりした店で『街の自転車屋さん』といった感じでした。ところが近年では、海外メーカーに生産依頼し、自社のシールを貼った自転車を数百台展示し、(品質からすると安くないのだが)安く見せながらしっかり利益を取り販売する量販店が現れ、急速に勢力を拡大しました。また、同様の量販店も多く現れました。質が悪い自転車のため、修理しながら大切に長く使用するよりも、2、3年くらい使用して故障すると買い替えることを促される。修理を極力しないで買い替えるのは、正にこのような量販店の思惑であります。 

大型店には真似できない工夫 

しかし、大量生産→大量消費→大量廃棄は、地球環境や人間の生活姿勢などを考えると、これでいいのかと思わざるを得ません。

このような量販店の影響を受けて、それまで細々と経営していた店はどんどん店をたたむようになったため、気軽に修理ができる店が減り、地域の人達が不便を感じることが多くなりました。自転車本体だけでなく、様々な自転車パーツも海外製のものが圧倒するようになりました。健全な文化的人間社会が発展する上にも、このような状況は障害になっているに違いありません。大型店に圧倒されている中で、地域に根差した小さな店が安定した経営をできるためにどうすればいいのか。こういったことを考える中で、大型店と同じことをしていたのでは、いけない。むしろ、ことごとく、大型店にはできないことを追及すべきと考えました。

自転車のタカギ 髙木政憲さん

買い替えずなるべく修理で

 どんな難しい修理も基本的に『できない』『高くつく』とは言わないで、工夫して修理をし、お客さんがよかったと思える修理価格にする。このことによって、大型店で、『高くつくから、買い替えた方が得』と言われたお客さんから大きな信用を得ることができました。 

価格でも大型店に負けない 

修理パーツ、交換パーツは、最も良いものを採用する。国産があれば必ず国産を仕入れる。しかし、価格は極力抑え、大型店の質の悪いパーツと同じくらい、場合によってはそれ以下の販売価格にする。

出来るのか?と思われますが、大型店は、質の悪い商品でも多くの利益を得るため、決して安く売っていない。小さな店が、質の高い商品を適正価格で販売しても、大型店の質の悪い商品と同じくらいの価格で販売できる。また、価格が国産の方が高いといっても、海外製と比べて、せいぜい10%程度が普通で、修理パーツであればあまり影響しない。もちろん、国産を選ぶのは、品質が高いだけでなく(海外製でも品質が良いものもある)、国内の高い技術をもつ中小企業を応援するとともに、国内の雇用を守ることが、空洞化といわれる今、特に大切であると考えます。安い商品ばかり追求すれば、生産者の技術向上も妨げられるのではないでしょうか。

自転車店として地域で生きる

地域に根差した自転車店として、常に丁寧に修理をし、「余分な仕事をしない」のでなく、依頼以外の箇所でも、安全性・快適性を重視して、極力、調整やクリーン等を行う。ただし、お客様からの依頼以外の仕事は費用を請求しない。『ここも悪かったので直した。その分、~円が追加されます』は、お客様が安心して修理依頼が出来なくなり、決してしてはいけないことと思います。

明朗会計も信頼のカギ 

修理依頼を受けたときは、必ず修理価格を伝え、その価格の確認を受けてから修理を行う。更に高くつくことが分かったときは、お客さんに連絡をして納得を受けて修理をする。連絡なしに高くついたとしても請求しません。

コツコツと努力挑戦は続く 

常に、お客さんの利便性を重視し、お客さんが急ぐ場合や修理に時間がかかる場合は、自転車の代車を提供します。また、開店前、閉店後や休業日であっても、店主がいる場合は基本的に快く修理を行う。また、店主がいないときでも、家人がおれば、代車で対応することができます。

以上のような経営姿勢で取り組んでおります。まだまだ、経営環境は厳しいです。たとえば、新車価格や修理価格に結構な差があるのに、大型店へ行く。そのことをお客さんに聞くと、『大型店の方が品数が多くて選べるし、値段も安いと思った』『修理も、大型店の方が安いと思った』と返事が返ってきます。お客さんがそのように考えるのは当然かもわかりません。しかし、小さな小売店がこつこつと努力してこれらの状況を打破し、地域に根差していくことが、地域の利用者にとっても有益だと思っています。このような店が増えてくれることを願いつつ。


前進座初春観劇会に300人超

京商連

前進座初春観劇会に300人超

 1月12日、京商連前進座初春観劇会には、会場の先斗町歌舞練場に300人を超える民商会員・家族・事務局が集まり、「初春 先斗でぽんっと舞う。一、〈舞踊〉初姿先斗賑〈狂言舞踊〉棒しばり 二、唐茄子屋」を楽しみました。

壇上からは、京商連・久保田会長と京商連三役のみなさんが、「今日はみなさんにうれしいお知らせがあります。総務省は、住民税の特別徴収決定通知書に当面、マイナンバー(個人番号)を記載しないことを自治体に通知しました。

山科民商の懇親会

また本日、倉敷民商弾圧事件の禰屋町子さんに対する税理士法違反・法人税法違反ほう助事件で、広島高裁岡山支部は、一審判決を破棄し、審理を岡山地裁に差し戻しました」と訴えました。

観劇会終了後は、下京、伏見、山科民商で役者さんとの懇親会が行われました。


行事あんない

  • 2月5日(月) 3・13京都実行委員会
  • 2月9日(金) 各界連全国代表者会議
  • 2月13日(火) 京商連共済会常任理事会
  • 2月15日(木) 京婦協常任理事会
  • 2月16日(金) 岡田知弘経済講演会
            確定申告初日
  • 2月19日(月) 第9回事務局長会議
  • 2月20日(火) 拡大推進委員長会議
  • 2月21日(水) 府民大集会(みやこめっせ)
  • 2月23日(金) 協同組合第6回理事会
  • 2月26日(月) 第7回常任理事会